新しい国造り「10の柱」
「この国に生まれてきてよかった」と、国民の一人ひとりが実感できる社会へ。
参政党では党員自らの知恵と想いを結集し、日本の目指すべき姿を新しい国づくり「10の柱」としてまとめました。
人とのきずなと生きがいを安心して追求できる“社会づくり”
互いに共鳴し合う仲間がいて、人や社会に楽しく貢献できる自分の居場所がそこにはある。そのような多種多彩なコミュニティが展開し、一人ひとりが主体的に参加することで、お互いに支え合う、協働型の社会へのシフトを推進します。民と官などの垣根を超えて人々がともに価値創出ができる社会基盤をつくり、全ての国民がそれぞれの生きがいを追求できる社会づくりを進めます。
国民に健康と食の価値、元気な超高齢社会で国民に健康と食の価値、元気な超高齢社会で
食や健康、防災や医療、介護や福祉など生活に関わる各分野ごとに分断されている仕組みを、利用者の立場から、地域全体で住民に安心を提供する社会システムへと組み換えます。そのため、地域一体型の統合経営とデジタル技術の導入によるシームレスな体制を各地域で生み出します。そして、いざというときの安心を土台に、いつまでも活躍し、生き生きとした人生を演出できる元気な超高齢社会を構築します。
豊かさ上昇曲線の“経済づくり”豊かさ上昇曲線の“経済づくり”
今日より明日は豊かになる。日本には未来の希望がある。そのような次なる日本の物語(ストーリー)を描き、これを実現するため、経済財政政策の枠組みを根本から変えます。そして、急速に進歩する情報技術の実装と、日本人の強さを引き出す日本らしい経済の在り方に基づいて経済成長革命を興すことで、平成時代30年間の停滞を反転させ、日本経済を力強い上昇曲線に乗せます。日本が築き上げたストック(資産)を国内に循環させて私たちの豊かさにつなげ、新しい通貨の創造で国民負担を回避しつつ、実質可処分所得を倍増させる令和の新経済戦略を打ち出します。。
自らの幸福を自ら生み出せる“人づくり”
人づくりの土台は教育にあります。大きく時代が変わった今、「人を型にはめ込もうとする教育」から、「自ら幸福になれる力」を育て、自分らしく社会で活躍できる教育を実現する。そのためのシステム、プラットフォームを整備していきます。また個人が生涯学び、自己実現や社会貢献で活躍できる環境作りも進めていきます。
人類社会の課題解決へ世界を先導し続ける“科学技術づくり”
常に世界に先駆けて課題と向き合い、解決策を導き出してきた日本。すべてのヒト・モノ・情報・価値・社会がつながる未来に向け、高度な科学技術と人間らしく生きるための哲学を持ち、人類のあらゆる課題の解決のため、世界に影響を与え新しい人類文明を先導する中核国となることを目指します。
自らの国は自ら守る“国防力と危機管理力づくり”
多面的領域で瞬時に致命的ダメージを与える現代戦のもとで、専守防衛では人命と国土を護れなくなっています。時代に即した21世紀型の防衛戦略や危機管理体制の構築、及び日米安保条約と日米豪印戦略対話(Quad)をアジア海洋同盟として進化させ、自由で開かれたインド太平洋地域における連携を強化します。 また、上記の諜報・浸透・破壊工作等の危機管理以外にも、いま世界の災害大国となった日本では国民の命と生活の安全保障を強化することが喫緊の課題であり、防災・減災面を始めとする危機管理体制を強化するとともに、ハード・ソフト両面での国土強靭化を、日本固有の自然環境や生態系と調和した総合的な視点から進めます。
日本らしいリーダーシップで“世界に大調和を生む外交づくり”
日本が正当に評価される国際社会づくりを基本としつつ、自由や民主主義など基本的な価値観を共有する世界の多様な国々が、お互いに尊重し合い、ともに成長することで生み出す大調和の地球社会を、日本が独自の影響力に基づくリーダーシップをとりながら実現させる外交を目指します。。
国民自らが選択し参加する“納得の政治・行政づくり”
政治や行政の主役である主権者本位の社会をつくります。国民に対して「正直」な政治のもとで、主権者の意思を体現する「現実的な」政策や行政を、有権者の「納得」が得られるように実現できる仕組みを構築します。地方では住民自治のもとで、自治体を「経営」する行政へと変貌させ、地方の真の自立と住民本位の行政を実現します。
地球と調和的に共存する循環型の“環境・エネルギー体系と国土づくり”
次なる人類文明を先導する国として、世界に先駆けて地球と調和的に共存する循環型のエネルギー体系と社会システムの構築を進めます。自然と共存する日本の国柄と海洋国家らしい資源活用の在り方を反映させつつ、エネルギー安全保障に現実的な答を出し、国民合意を形成します。日本の恵まれた自然環境や生態系を後世に遺し、これと整合的なインフラ整備や新素材への転換を図ります。
自由と文化と日本の国柄を守り育てる“国家アイデンティティづくり”
戦後失われた国家としての軸を再興し、国民が熱望をもって追求できる日本の国柄を反映した国家アイデンティティの確立をめざします。そのために、人々に感動を与える文化力と自由で責任ある言論・思想の育成を進め、国民が自らの人生の意味を感じられる幸福追求ができる国、外国からの影響に過度に振り回されることなく日本国民による多様な価値を内生的に生み出すことができる国、一人一人が納得感を持って日本に生まれてよかったと思える国づくりを日本が自ら進めることで、世界に大調和を生み出します。